Minoltacord
本日の修理は二眼レフ・Minoltacordです。
1953年から発売ということで、還暦カメラかもしれません。
写真の通り、レザーは一面カビで、レンズもファインダーもクモリがあります。
一見、状態は悪いのですが、レンズのクモリは大体取れるようなので、整備すればちゃんと使えます。
ファインダー内のミラーはかなりのカビクモリ。輝度が落ちているので交換。ミラーは切り出して新品交換できるので、問題無し。
黒く写っていますが、右が切り出した新品。
分解していきます。
今回は側面も開けて分解整備します。
側面です。
ミノルタの二眼レフのピント機構はテイクレンズまわりのヘリコイド。またこのカメラはシャッターチャージと巻上げは非連動なので、側面は巻上げとカウンター機構のみです。
反対側には何もありません。
シャッターはSEIKOSHA RAPID。
全面レザー交換するとかなりの手間ですが、見違えるようになります。
側面に膨らみがあるので、ちょっと工夫が必要です。
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