2016年07月17日
Nikkor 85mm F1.4
本日はNIKKOR 85mm F1.4 の修理です。
先端のリングネジを外すと、レンズとヘリコイド部分に分かれます。
割と簡単な構造ですが、高価なレンズなので気を使います。
最後端レンズのみ、前後するピッチが違います。大口径レンズ、マクロレンズではよく見受けられる構造です。
ピントリングが非常に固くて回りづらくなっています。
これもなぜか大口径で目立ちます。
レンズの反射がきれいなのですが、全然撮れませんね。
先端のリングネジを外すと、レンズとヘリコイド部分に分かれます。
割と簡単な構造ですが、高価なレンズなので気を使います。
最後端レンズのみ、前後するピッチが違います。大口径レンズ、マクロレンズではよく見受けられる構造です。
ピントリングが非常に固くて回りづらくなっています。
これもなぜか大口径で目立ちます。
レンズの反射がきれいなのですが、全然撮れませんね。
2016年03月22日
Nikomat FTN
先週、3月19日はカメラの発明記念日でした。
そんな記念日があるなんて、全然知りませんでしたが。
さて、今日はニコマートFTNの修理です。
このカメラはFE以前のベストセラーカメラなので、状態が良いものが沢山残っています。
このカメラもブラックペイントも非常にきれいで、新しく塗ったみたいです。
中も錆などは無く、きれいですが、モルトは当然グズグズです。
ミラーボックスを外しました。
分解作業は非常に楽です。
シャッター羽根クリーニングのため、シャッターも外しました。
但し、羽根は分離出来ません。
無骨そのもの。
やっぱり"F"時代のカメラですから。
そんな記念日があるなんて、全然知りませんでしたが。
さて、今日はニコマートFTNの修理です。
このカメラはFE以前のベストセラーカメラなので、状態が良いものが沢山残っています。
このカメラもブラックペイントも非常にきれいで、新しく塗ったみたいです。
中も錆などは無く、きれいですが、モルトは当然グズグズです。
ミラーボックスを外しました。
分解作業は非常に楽です。
シャッター羽根クリーニングのため、シャッターも外しました。
但し、羽根は分離出来ません。
無骨そのもの。
やっぱり"F"時代のカメラですから。
タグ :NikonNikomat FTN
2016年01月18日
Nikon F2
本日はNikon F2の修理です。
最近、きれいな個体が多いのですが、今回もとてもきれいです。
トラブルというようなものはほとんどありませんが、巻き上げ時に、「キューッ」というような音がします。
大抵のF2で同じ音がするのですが、この音は金属の擦れる音ではないような?
と、いろいろ見ていって、とりあえず消すことが出来ました。
が、この音、構造的に仕方ないような気がします。
使い続けていけば、それほど先ではない時期に、いずれまた出てくるでしょう。
音がしたまま使い続けても、問題ないと思います。
完成です。
レンズもとてもキレイです。
最近、きれいな個体が多いのですが、今回もとてもきれいです。
トラブルというようなものはほとんどありませんが、巻き上げ時に、「キューッ」というような音がします。
大抵のF2で同じ音がするのですが、この音は金属の擦れる音ではないような?
と、いろいろ見ていって、とりあえず消すことが出来ました。
が、この音、構造的に仕方ないような気がします。
使い続けていけば、それほど先ではない時期に、いずれまた出てくるでしょう。
音がしたまま使い続けても、問題ないと思います。
完成です。
レンズもとてもキレイです。
2015年07月10日
Nikon F
本日の修理はNikon F。
報道カメラマンの方の御遺品です。
塗装ハゲや傷や凹みはあちこちありますが、それでもきれいです。
写真を仕事にしていた方のカメラは大抵きれいです。
しかし、機械的には酷使されています。この個体もスローが不調です。
スローガバナーの洗浄やその他シャッター機構の微調整をいろいろやってみましたが、なかなかよくなりません。
こんな時は、どこがどんな動きをするか、改めて、じっくり見ていきます。
パーツ形状も、1点1点、注意深く観察します。
耐用年数をはるかに超えているものです。修理方法もその都度考えないといけません。
忍耐を要します。
いろいろ検討して、今回は、スローガバナーをちょっとばかりいじってみました。
見込み通り、なんとか動くようになりました。
いつもこんな風に出来れば良いのですが。
報道カメラマンの方の御遺品です。
塗装ハゲや傷や凹みはあちこちありますが、それでもきれいです。
写真を仕事にしていた方のカメラは大抵きれいです。
しかし、機械的には酷使されています。この個体もスローが不調です。
スローガバナーの洗浄やその他シャッター機構の微調整をいろいろやってみましたが、なかなかよくなりません。
こんな時は、どこがどんな動きをするか、改めて、じっくり見ていきます。
パーツ形状も、1点1点、注意深く観察します。
耐用年数をはるかに超えているものです。修理方法もその都度考えないといけません。
忍耐を要します。
いろいろ検討して、今回は、スローガバナーをちょっとばかりいじってみました。
見込み通り、なんとか動くようになりました。
いつもこんな風に出来れば良いのですが。
2014年08月04日
Nikon FM3A
本日はニコンFM3Aの修理です。
私にとっては最近のカメラですが、発売は2001年、13年も前でした。
さて、今回はカビ取りです。ミラーボックス側面が白くなってしまっています。
遮光のスエード部分なので、交換すれば良いのですが、それにはミラーボックスまでバラバラにしないといけません。
今回はそこまではやらずに、クリーニングで対応することに。
トップカバーを開けてところです。
名前の通り、FM、FE系の作りです。
光学系のクリーニングを行っていきます。
ミラーボックスも結構きれいになっています。
私にとっては最近のカメラですが、発売は2001年、13年も前でした。
さて、今回はカビ取りです。ミラーボックス側面が白くなってしまっています。
遮光のスエード部分なので、交換すれば良いのですが、それにはミラーボックスまでバラバラにしないといけません。
今回はそこまではやらずに、クリーニングで対応することに。
トップカバーを開けてところです。
名前の通り、FM、FE系の作りです。
光学系のクリーニングを行っていきます。
ミラーボックスも結構きれいになっています。