2012年06月25日
OLYMPUS PEN-FT
沖縄は梅雨が明けました。
今年は天気が悪い日が多く、沖縄らしい暑さがなかなか訪れなかったのですが、やっと夏です。
さて、本日のカメラ修理はOLYMPUS PEN-FTです。
シャッターが開きっぱなしで動かなくなった、ということで、うちに来ました。
ミラーアップして動かなくなるのはPEN-Fシリーズ定番(?)の故障ですが、それでもシャッターは閉じた状態がほとんどです。
こういう場合は分解してみないと、見積りを誤るので、シャッター機構が見える状態まで分解しますが、通常の調整とほとんど同程度の分解になります。
分解途中で断裂した部品が出てきました。
PEN-Fシリーズでは、たまに見る故障で、スローガバナーとシャッターを閉じるタイミングを連動させるパーツが壊れてしまいます。
この部分はシャッターが閉じようとするのを無理やり止めて開時間を制御しているので、大きな力がかかって、長年の使用で断裂してしまうのです。それでもこんな風に真っ二つになるまで、動き続けたのですから、大した機械だと思います。
こうなってしまうと交換しかありません。
ボディキャップはなかなか見る機会がありませんね。
良いデザインです。
2012年06月15日
RICOH 35 De Luxe L
本日のカメラ修理は、RICOH 35 DeLuxe L。
1957年発売ということですから、50年以上ですね。
それでも、修理前で、一通り動いています。
カバーを開けると、やはり年代を感じる作りです。
シャッターはSEIKOSHA MXL。
"L"というのはライトバリューシステムの頭文字のようです。シャッタースピードを変えると、絞りもついてきて、露出が変わらないようになっています。
こういうカメラは修理というより、メンテナンスという感じでしょうか。
巻き上げ系もオイルを入れなおしているので、トリガーワインダーも若干軽くなったのでは。
1957年発売ということですから、50年以上ですね。
それでも、修理前で、一通り動いています。
カバーを開けると、やはり年代を感じる作りです。
シャッターはSEIKOSHA MXL。
"L"というのはライトバリューシステムの頭文字のようです。シャッタースピードを変えると、絞りもついてきて、露出が変わらないようになっています。
こういうカメラは修理というより、メンテナンスという感じでしょうか。
巻き上げ系もオイルを入れなおしているので、トリガーワインダーも若干軽くなったのでは。
2012年06月07日
ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8
台風一過、さわやかな青空、まあ、あまりさわやかでもありませんが、体調は戻っております。
が、写真は少しブレました。。。
本日のカメラ修理はOLYMPUS OMシステムのレンズ、28mm F2.8です。
レンズはきれいですが、絞りの動きが少し悪いようです。
OMレンズなどは、普通はクリーニングすれば、スムースに動作するようになりますが、どうもひっかかる感じが残ります。
でも、OMレンズなどはそういった部分も調整可能。
無事、修理を終えました。
また活躍してくれることでしょう。
が、写真は少しブレました。。。
本日のカメラ修理はOLYMPUS OMシステムのレンズ、28mm F2.8です。
レンズはきれいですが、絞りの動きが少し悪いようです。
OMレンズなどは、普通はクリーニングすれば、スムースに動作するようになりますが、どうもひっかかる感じが残ります。
でも、OMレンズなどはそういった部分も調整可能。
無事、修理を終えました。
また活躍してくれることでしょう。
2012年06月04日
CONTAX Tessar 45mm F2.8
台風が近づいてくると、体がだるい、あちこち痛い、体調不良です。
さて、本日のカメラ修理はCONTAXのパンケーキレンズ、Tessar 45mm です。
ヘリコイドグリス抜けです。
前方の外装を外すと、その薄さが際立ちます。
薄いという事は、ヘリコイド部分もわずかしかないということで、グリスが抜けてしまうのも、当然早くなります。
薄い為、部品点数を出来るだけ少ないくしてあるのはよいのですが、ヘリコイドを抜くまで分解すると、絞り羽根までバラバラ。
だからといって、厄介、というほどではありませんが。
グリスが抜けたまま使い続けると、磨耗してガタガタになる恐れがあります。
早めのメンテナンスがお勧めです。
さて、本日のカメラ修理はCONTAXのパンケーキレンズ、Tessar 45mm です。
ヘリコイドグリス抜けです。
前方の外装を外すと、その薄さが際立ちます。
薄いという事は、ヘリコイド部分もわずかしかないということで、グリスが抜けてしまうのも、当然早くなります。
薄い為、部品点数を出来るだけ少ないくしてあるのはよいのですが、ヘリコイドを抜くまで分解すると、絞り羽根までバラバラ。
だからといって、厄介、というほどではありませんが。
グリスが抜けたまま使い続けると、磨耗してガタガタになる恐れがあります。
早めのメンテナンスがお勧めです。