カメラ修理屋日記　CAMERA DAYS

昨日ネットでソフトレリーズを探していたら、ライカＳシステムの120mmズマリットが、8,495円で売ってました！

さて、本日はオリンパス、PEN-F用レンズの修理です。
ネジは緩んでヘリコイドグリスも抜けきっていましたが、レンズの状態は悪くありません。
（作業中写真を撮るのを忘れました）
整備後、デジカメでテスト撮影をしてみましたが、クッキリハッキリ、非常にシャープに写りました。  

沖縄は梅雨入りとなりましたが、本土とは対照的に、今年は気温が低く、今日も蒸し暑さはそれ程感じません。
ここのところ、沖縄らしくない感じが続いています。

さて、今日はキヤノンのレンジファインダー用Ｌマウントレンズの修理です。









分解してみると、ヘリコイドがレンズを前後させる部分（左）と、ボディの距離計との連動部（右）とに分かれています。Ｌマウントレンズはそれほど多く扱っていませんが、こんな構造は珍しいのでは？
当然、ピントの微調整が出来る構造にする為、と思えるのですが、残念ながら、そうはなっていません。
製造効率の為でしょうか？　部品点数は多くなるような気はします。さて？  

梅雨入りはまだのようですが。  

本日はミノルタカメラの修理です。
Minoltacord、二眼レフです。シャッターを切ると、ゆっくりシャッター羽根が開閉します。オイルが回ってシャッター羽根がくっついていると思われます。
シャッターユニットを分解してみると、ユニット内部全体がオイル漬けのようになっています。おそらく、動きが悪くなってきた為、自分でオイルを入れてみたのでしょう。
シャッターユニット全体からオイル抜き作業となります。



シャッターユニットのみの整備でも、前面レザーは剥がさなければなりません。この頃のものは再使用が難しい為、新しいものを製作します。