2016年03月22日
Nikomat FTN
先週、3月19日はカメラの発明記念日でした。
そんな記念日があるなんて、全然知りませんでしたが。
さて、今日はニコマートFTNの修理です。
このカメラはFE以前のベストセラーカメラなので、状態が良いものが沢山残っています。
このカメラもブラックペイントも非常にきれいで、新しく塗ったみたいです。
中も錆などは無く、きれいですが、モルトは当然グズグズです。
ミラーボックスを外しました。
分解作業は非常に楽です。
シャッター羽根クリーニングのため、シャッターも外しました。
但し、羽根は分離出来ません。
無骨そのもの。
やっぱり"F"時代のカメラですから。
そんな記念日があるなんて、全然知りませんでしたが。
さて、今日はニコマートFTNの修理です。
このカメラはFE以前のベストセラーカメラなので、状態が良いものが沢山残っています。
このカメラもブラックペイントも非常にきれいで、新しく塗ったみたいです。
中も錆などは無く、きれいですが、モルトは当然グズグズです。
ミラーボックスを外しました。
分解作業は非常に楽です。
シャッター羽根クリーニングのため、シャッターも外しました。
但し、羽根は分離出来ません。
無骨そのもの。
やっぱり"F"時代のカメラですから。
タグ :NikonNikomat FTN
2016年03月14日
2016年03月07日
KODAK Signet 35
本日はコダック・シグネット35の修理です。
なかなかのルックスで、一時人気でしたね。
さて、この個体は全体的にキレイですが、シャッターが開きっぱなしです。
普通に分解できるのはここまで。
このさらに後ろにシャッターがありますが、オイルか何かが入ってほとんど動きません。
シャッター羽根まで分解するには、チャージレバーのアタマを外さなければならないのですが、カシメてある為、無理やり外すしか方法がありません。
外してみました。
白っぽい、少し乾いたモリブデンオイルのようなものがべったり入っています。
動きが悪くなった時、オイルを入れてみたのかもしれません。
「異物」は全部落としてやります。
ファインダーです。
距離計がついていますが、調整がまた問題。
二重像の縦ズレ補正は、ハーフミラーの角度を調整してやるのですが、立てたガラスの上側を薄板で押さえているだけの作りです。
一応、微調整ができるネジがついていますが、押さえ板を緩めてやると、ハーフミラーはどこを向くかわからない状態になります。
これは、多少なりともミラーが安定するような細工をして、対処します。
このカメラ、構造は簡単なのですが、作りがゆるい為、ちゃんと調整しようとするとそれなりに手が掛かります。
→かわず堂カメラ工房へのカメラ修理・お問い合わせは、こちらから!
なかなかのルックスで、一時人気でしたね。
さて、この個体は全体的にキレイですが、シャッターが開きっぱなしです。
普通に分解できるのはここまで。
このさらに後ろにシャッターがありますが、オイルか何かが入ってほとんど動きません。
シャッター羽根まで分解するには、チャージレバーのアタマを外さなければならないのですが、カシメてある為、無理やり外すしか方法がありません。
外してみました。
白っぽい、少し乾いたモリブデンオイルのようなものがべったり入っています。
動きが悪くなった時、オイルを入れてみたのかもしれません。
「異物」は全部落としてやります。
ファインダーです。
距離計がついていますが、調整がまた問題。
二重像の縦ズレ補正は、ハーフミラーの角度を調整してやるのですが、立てたガラスの上側を薄板で押さえているだけの作りです。
一応、微調整ができるネジがついていますが、押さえ板を緩めてやると、ハーフミラーはどこを向くかわからない状態になります。
これは、多少なりともミラーが安定するような細工をして、対処します。
このカメラ、構造は簡単なのですが、作りがゆるい為、ちゃんと調整しようとするとそれなりに手が掛かります。