カメラ修理屋日記　CAMERA DAYS

今回もカメラとは関係無いのですが、
うちの玄関先の木で孵化したメジロが、今朝、いなくなっていました。
おととい四つ目の卵も孵化して、昨日までは親が巣を守っているのを確認したのですが、
今朝、親の姿が見えないので、巣の中をのぞいてみると、
空っぽになっていました。
巣はそのままで、周辺にも何の痕跡もなかったので、
ネコなどではなく、人のした事ではないかと思います。
大変残念です。  

少々久しぶりの投稿となりましたが、またカメラじゃありません。（笑）
今日、三羽孵化しました。  

Title : 午睡 #002
Nikomat FTN, Nikor 28mm F3.5, ACROSS
SCAN : EPSON GT-X970
Photoshopでレタッチ  

タマゴ、４つに増えました。  

うちの庭の小さな木に、メジロが巣をかけました。
今日の時点で卵は二つ。
玄関のすぐ横なので、驚かせないように静かに出入りしています。
あまり近づけなかったので、写真は少々見づらいですが。  

いまや、ヨドバシカメラフィルム売り場の店員も知らない、”トライＸ１００フィート缶”です。
つまり、３０ｍほどのトライＸという白黒フィルムが入っている缶詰です。
どうやって使うかというと、フィルムローダーという専用の道具で、
フィルムケースの中に巻き込んでやります。
なぜそんな面倒なことをするかというと、圧倒的に値段が安いからです。
学生時代はよく買っていましたが、作例撮影の為に、ン十年振りに買いました。
唯一生き残っている長尺フィルムです。
これから、カメラ本体だけでなく、
撮った写真も紹介していきます。  

本日のカメラは Canon DEMI S です。
こちらも昨今人気のハーフ版です。




分解してみると、セレン受光素子の裏に、製造日らしき日付がありました。
昭和40年製造のようです。
42年前です。
42年前、私の年は・・・・
セレンは少々傷んでいるので、調整が必要かもしれませんが、
メカニカルな部分はまだまだ大丈夫です。
この DEMI S は、測光部分とその他のメカニズム部分は連動していないので、
最悪測光が不動になっても、ちゃんと写真は写せます。
ちょっとしたコツを覚えれば、露出の決定はそれほど難しくありません。
当店”かわず堂カメラ工房”では中古カメラも扱う予定です。
各種ハーフサイズカメラも廉価でラインナップの予定です。  

本日４月１日、”かわず堂カメラ工房”は開店致します。
いろいろな方々の助けにより、ここまでこぎつけることができました。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
当店では、国産マニュアルフォーカスカメラの修理を専門として、
たくさんの方に、気軽に遊んで頂けるよう、
できるだけ低価格で高品質な技術を提供していく所存です。
かわず堂カメラ工房をよろしくお願い致します。

”かわず堂カメラ工房”ホームページ
http://www.kawazudo.com