カメラ修理屋日記 CAMERA DAYS

2010年10月25日

RICOH AUTO 35

RICOH AUTO 35本日はRICOH AUTO 35シリーズです。
AUTOHALFは人気ですが、こちらはそのフルサイズ版(?)。
デザインは"当時"の「未来的」もしくは「宇宙的」。
もう少し小さければ今頃は大人気だったのでは、と思います。






RICOH AUTO 35巻上げ部付近のメカニズムなどは結構ざっくりした作りですが、肝心な部分はレンズ周りに集中しているので、慣れないとそれなりに面倒です。
今回は35、35V、RICOMATICなど扱いましたが、メカニズム、各部の造りがちょっとずつ違っていました。
まあ、カメラというのは同じモデルでもどんどん改良されて、沢山作られたモデルでは中身のパターンが3種類、4種類あるものもあります。



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Posted by かわず堂 at 20:49│Comments(2)本日のカメラ修理
この記事へのコメント
こんにちは。

お世話になりました。

リコー オート35はそれまでのカメラの様式、所作を変えるために作られた形、それゆえ販売にも苦戦したようです。(初代はシャッターチャージがフィルムを入れない状態では出来なかったので店頭デモに不向きだったことも要因らしい。オートハーフの一年先輩。)

知り合いにオートを見せるとかなり好評、購入した人も数人います。
美術館にぶら下げていった人はかなり声をかけられたそうですよ。

海外ではそのデザイン性が人気でロシアのゾルキーも海外輸出用のリコマチックのコピー機も作られました。
個人的にデザインはミッドセンチュリーをカメラで表している最高の一台に思えます。

何人かのデザイナーさん、カメラマンさんと『AUTO 35Vの2/3スケールの単焦点デジカメが欲しい、あったら売れそう。』ってことをよく話してます。

いずれゾルキーのコピー機も手に入れたいですね。
Posted by 定点観測 at 2010年10月26日 12:13
実は、私も以前にこのカメラ、ヤフオクで見つけて買いました。
予備知識無く購入したので、手元に届いた時にはイメージと違っていて少々驚きました。

また、面白そうなカメラが手に入ったら見せて下さい。
Posted by かわず堂 at 2010年10月27日 00:25
 
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