2014年04月06日
「森花 夢の世界」 発売中!
石川真生×吉山森花 「森花 夢の世界」出版記念トークイベントが、那覇・ジュンク堂で開催されました。
真生さんイチ押しの、これからが楽しみな森花さんデビュー作でもある二人のコラボ写真集です。
真生さんイチ押しの、これからが楽しみな森花さんデビュー作でもある二人のコラボ写真集です。
アマゾンでも買える!
2011年11月02日
2011年08月20日
2011年04月08日
めざすはライカ!
「めざすはライカ! ある技術者がたどる日本カメラの軌跡」
戦後間もなく、ミノルタの技術者となった著者が綴った一冊です。
「日本のカメラの誕生から黄金期のドキュメント」と言っていい内容でしょう。
書き手として心得のある人で、読み物として面白い本になっています。
タイトルが示すとおり、日本のカメラメーカーはライカ(M3)をひたすら目指し発展したのは誰もが言及するところですが、逆に言えば、M3に触れずに日本のカメラを語ることは出来ないということです。ここでもまた「日本の技術は模倣から」と見えますが。
しかし、カメラの世界では、M3を横目で見つつ、レンジファインダーとは大きく異なるメカニズムの一眼レフに活路を見出していきました。創成期は確かにライカ・コンタックスの模倣からはじまったのですが、「M3ショック」は模倣の発展とは少し異なった独自の道に日本のカメラをいやおう無く追い込み、そこからは日本の独自の道、一眼レフを基盤としたハイテクカメラの道、を歩んでいったのではないかと思います。それは日本オリジナリティを発揮できた数少ないもののひとつなのではないかと。一眼レフ全盛期からの日本製と外国製を比べれば、その事は一目瞭然ではないでしょうか。
と、カメラ贔屓からの考察でした。
私が買ったのはついこの間ですが、発行は2003年でした。
戦後間もなく、ミノルタの技術者となった著者が綴った一冊です。
「日本のカメラの誕生から黄金期のドキュメント」と言っていい内容でしょう。
書き手として心得のある人で、読み物として面白い本になっています。
タイトルが示すとおり、日本のカメラメーカーはライカ(M3)をひたすら目指し発展したのは誰もが言及するところですが、逆に言えば、M3に触れずに日本のカメラを語ることは出来ないということです。ここでもまた「日本の技術は模倣から」と見えますが。
しかし、カメラの世界では、M3を横目で見つつ、レンジファインダーとは大きく異なるメカニズムの一眼レフに活路を見出していきました。創成期は確かにライカ・コンタックスの模倣からはじまったのですが、「M3ショック」は模倣の発展とは少し異なった独自の道に日本のカメラをいやおう無く追い込み、そこからは日本の独自の道、一眼レフを基盤としたハイテクカメラの道、を歩んでいったのではないかと思います。それは日本オリジナリティを発揮できた数少ないもののひとつなのではないかと。一眼レフ全盛期からの日本製と外国製を比べれば、その事は一目瞭然ではないでしょうか。
と、カメラ贔屓からの考察でした。
私が買ったのはついこの間ですが、発行は2003年でした。
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