カメラ修理屋日記　CAMERA DAYS

でした。
沢山の方にご覧頂きまして有難う御座います、と言いたいところですが、
残念ながら、このブログ、そんなアクセス数はとてもありません。

昨日のユニークアクセス数からして、こんなに多いのはちょっとおかしい。
以前にも一度ですが、似たような事がありました。

てぃーだブログさん、カウンタの不具合があるようですよ。  

本日のカメラ修理はOLYMPUS PEN EE-3。
PENを使っていて、レンズの部分がグラグラする、ということがあると思います。PENももう40年を経て、内部のネジがゆるんでしまっているものが多く見受けられます。
今回、御依頼頂いたものも、グラグラに加え巻上げが動かなくなってしまっているものでした。
分解すると、いくつかのネジは外れてしまっていて、メーターの磁石付近にくっついていました。
このような原因でメーターが動かなくなり露出不良、巻上げ付近のギアの間に挟まって巻上げも出来なくなってしまうのがEEシリーズにはよくある故障なのです。
今回御依頼頂いた個体は、写真の一番深部の鏡胴を留める部分のネジまで緩んでいました。
随分、使い込まれたようですが、セレンもそれほど傷んではいないし、修理して新品同様、とはいきませんが、まだまだ活躍してくれる事でしょう。  

OLYMPUS PEN-FT用アイピースを仕入れました。
アメリカからの荷物、アメちゃんがおまけに入ってました。

と、言うことで、PEN-FT（FVも同じです）の修理、お待ちしております！  

本日のカメラ修理は今は無くなってしまった国、チェコスロバキア製の二眼レフ、フレクサレットです。

国産のものはどのメーカーも同じような構造なのですが、外国製はやはり違います。
上部ファインダー部、ほかのメーカーは大抵上からのネジ止めで簡単に外せますが、これは前面板（しかもレンズ部分を取らないと出てこない）に止められている為、かなり分解していかなければミラーのクリーニングも出来ません。





横板を外すとこんな感じです。この個体はマル鋸状の円盤のカウンターの具合が悪くなっていました。スプリングをちょっと強いものに替えてきっちり動くようになりました。  

沖縄は梅雨に入りました。