2014年02月07日
Konica Ⅲ

昭和32年から発売のレンジファインダーです。
シャッターはSEIKOSHA-MXL。
この頃のカメラはシャッターさえ動くようになればだいたいOKなので、シャッターから作業開始。
(もっとも整備すべきメカニズムの大半はシャッター周りですが)
当店でもよく扱っている種類なので、問題なし! と、思ったのですが、なんだかすっきり動きません。
「なんだか」というのが一番厄介で、スローガバナーもちょっと渋い感じだし、チャージリングも若干引っかかる・・・
かなり色々やってみたのですが、「OK」レベルにならず。ということで、今回は交換ということにしました。

フルメタルと言ってもよいこの時代のレンジファインダーカメラは、なんとも格好いいものです。
でも、レンズシャッターの構造を見ていると、小さな部品にかなりの力が掛かる部分がいくつもあって、何十年も使えることを不思議に思うこともあります。
Posted by かわず堂 at 12:28│Comments(0)
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